元チェリストの大悟は、ひょんなことから遺体を棺に納める「納棺」の仕事に就くが妻には言えず、冠婚葬祭関係の仕事と偽って働いていた。様々な境遇のお別れに直面しながら日々成長していく大悟と、それを見守る妻。彼等を通して、そこに息づく愛の姿が描かれています。
【(株)わたる石材工業HD 代表取締役:越智 信子 】
石材メーカーだった当社が、葬祭部門を立ち上げる時、この映画に出てくるような差別や偏見の目に社員全員がされるのでは、という懸念は確かにありました。社員には納棺や損傷の激しいご遺体のお世話はさせてはいけないという思いもあり、その部分は全て私自身が担当してきました。
でも、そんな心配は必要なかった様です。
ひとつひとつの仕事を通して、ひとつひとつのご家族と接して行く中で、社員みんなが驚くほど成長し、そのようなものに負けることなく、自らの意思で心を込めた仕事をし、それを喜びとするようになってくれました。
社員全員でこの映画を観に行き、その後食事をしながら感想を話し合う中でそれを再確認でき大変うれしく思いました。
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【部長:細羽 貴則】
入社してからの自分の姿と重なるところがたくさんあり、スクリーンの中の主人公になって無我夢中で見ました。
ふだん、仕事の中で差別的な言葉にふれることもありますが、そういう方にも最後には私たちの喪家に対する気持ちを理解していただき、心から喜んでいただけるような仕事をして行きたいと思います。
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【課長:齋藤 勲】
葬儀のはじめから終りまでを担当する私たちの仕事と、納棺士の仕事は基本的にちがいますが、ご家族の思いをしっかりと受けとって故人に自分の家族のように接するのは同じです。
「おくりびと」の所作ひとつひとつの優しさや慈しみに、側にいる人みんなの心が癒されて行くように、私たちの仕事ぶりが人の見方も変えて行くのだと改めて思いました。
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【窪地 芳隆】
差別や偏見が現実よりも極端に表現されているところがあるように思いましたが、この映画の中でそういう人も主人公の心のこもった故人への所作に次第に心を打たれて変化していく様子が描かれていて大変うれしく思いました。
私自身も誇りを持って仕事に取り組んでおります。
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【池田 浩志】 亡くなった人の家に到着した時、5分遅れたと怒っていた人にはこの仕事に対する侮蔑の感情も感じ取れましたが、最後には何ともいえない「ありがとう」の言葉がいただける、これがこの仕事の醍醐味だと改めて思いました。
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【三原 恒久】
偏見には年代差があるように感じています。
私のいなかでもお年寄りが多く、そういった偏見が比較的強いように思いますが、求人に応募してくる若い人はすごく多いし、一流大学の新卒が入ってくるようになりました。今では葬祭関係は花形職業になっているともお聞きしています。
葬儀に対する考え方も時代とともにずい分変化していますし、これからも、もっと変わって行くのではないでしょうか?
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【萩野 イツコ】
この仕事に入らせていただく以前に私も父や母を看取った時、葬儀のお世話になりましたが、最初から最後まで感謝の気持ちだけで偏見なんてまったくありませんでした。
この仕事についてからも偏見を持つ人たちをあまり意識することもありませんし、誇りを持ってやっています。胸を張って言える本当にいい仕事をさせていただいていると思います。
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